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環境スクランブル:気になるニュース!

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「環境スクランブル」;

2022.11

 【第21回 海の森シンポジウム:講演 海の森づくり推進協会;2022.11.12 日大お茶の水】

 藻場喪失は、コンクリート性波消しブロックから溶出する微量のカルシウムにより周辺の海水に溶けている鉄分が不溶性になり、沈殿除去されるためではないかとの主旨で、琵琶湖の赤潮発生の引きがね、好漁場の海洋における溶解性鉄の役割について考察し、発表した。

 ところが「炭酸カルシウムのコンクリートが溶ける」ことないとして1980年ころの論文があるとのことで、論文の会誌からの削除や記録の削除を求められています。炭酸カルシウが水にわずかながら溶ける(0.00015 mol/L (25 °C)⇒0.015g/l)ことはよく知られた事実で、溶解すると消石灰が生成するので、強いアルカリ性になることも常識です。
「これを国立大学の名誉教授たちが否定し、コンクリートは溶けないと強弁します・根拠となる論文は、水槽にコンクリートを浸漬し、pHを測定しただけです。単なるpHが変わらないだけで、コンクリートは溶けないことの証明にはなりません。下記寄稿文をアップしますので、気が付いたらお知らせください。

 第20回 海の森づくり推進協会 会誌3号  コンクリート海岸」構造物から流出する成分が藻場に及ぼす影響;鍵谷シンポジウム


【環境施設、第170号(2022.12発行)】
「首里城火災シリーズ⑪ 「なぜ、首里城は全焼したか?~発火原因と消火の機会を探る!」
と題して入稿しました。
首里城火災原因についてようやく発火原因が絞られてきました。視点を替えて首里城が全焼を防げた機会があったか否かについて考察した。
その結果、①正殿1階にのみ煙センサーが設置されておらず、早期に発煙を感知できなかった。②人感センサーと火災報知器が作動した時点では、すでに発煙が進行していたと考えられる。③また、火災報知器(温度センサー)の感度が低く、赤外線方式の人感センサー差動の数分後にようやく発報した。④警備員が、奉神門まで消火器を取りに行ったが、正殿内は、煙だけで火炎が確認できず噴射が出来なかった。急に火炎が生じて噴射したが、消火器ではほとんど役に立たなかった。⑤消防車の進入困難;消防車の進入が困難、消防車及び放水銃による放水ではわずか十数分で水量低下した。消火・防火水槽の貯水量不足は、首里城全焼の大きな要因である。結論として、煙センサーの設置していないため、早期発見が遅れたこと、消火用水量が不足し、災が小さい時期に放水が十分できず、初期消火ができなかったことが全焼を引き起こした原因であると結論できる。

結論としては、かんじんの電気室にだけ煙感知器が設置されておらず、早期発見が遅れ、火災報知器発報時には、黒煙で覆われていた、真夜中で警備員の消火活動はほとんどできず、消防局から25台の消防車が到着したが、正殿にははいれず、しかも、消火水槽202トンは十数分で空になった・いろいろ対応を検討したが、首里城全焼は「必然」との結論になった。なお、分電盤室で起こったと感和されたショートでなぜブレーカが落ちなかったのか?また、なにに着火したかが最大の疑問点である。

2022.10; 27

気になるニュース:NHK クローズアップ現代;それ本当にエコですか?2022.10.24放送

 誰もがなんとなく気にしながらポリ袋からエコバッ袋、ポリストロ-から紙ストロー、プラ製容器包装廃棄時の水洗、お湯洗浄と可燃ごみ処理について二酸化炭素削減の視点から比較して解説している。気になったのは、容器包装廃プラを洗浄してリさイクルする場合と可燃ごみとして焼却する場合の比較である。可燃ごみ処理は何の説明もないが。たぶん単純しょうきゃくではないか?最近では、発電効率が20%以上であり、発電量は、化石燃料の削減、二酸化炭素の削減に寄与留守。また、容リ廃プラを別途回収する場合と従来のかねんごみと一括して収集する場合には、その費用、二酸化炭素排出などおおきくことなる。これを比較しないで、単に容器包装廃プラの洗浄と可燃ごみ処理とで比較して結論することは適切ではなかろう!この辺りをきちんと理解して、下記の」動画を見ていただくと、盲点を読みととれると思うが!

 

クローズアップ現代 「それ本当にエコですか?徹底検証 …

 クローズアップ現代 「それ本当にエコですか?徹底検証!暮らしの中の環境効果」. レジ袋からエコバッグへ。コンビニやカフェのリユースは本当にエコか?
内容がネットで紹介されていたので、すこし編集してアップしました。ぜひ、読んでみてください。

 

環境施設 170号 2022.12発行予定】

首里城火災シリーズ⑤;首里城火災原因を「状況証拠」から探ると!!
 沖縄県警 科捜研、那覇消防本部の原因判定書は、いずれも火災原因を確定する物的証拠はないとして「原因不明」と結論している。どうもその根拠は、発火元とされている分電盤室の焼け跡からから回収した照明用の延長コーどの焼損状態が、ショートか?火災時の高温によるものか判断できないことを理由にあげている。ショートしたコードも同じように高温下で再度溶融するので区別は出来ないであろう!!溶融物の内部状態を電子顕微鏡で調査するするなど調査不足ではないか? 全国民が注視する火災原因をこの程度の調査で「原因不明」と判断することは理解できない。沖縄と関係のない第三者が現場ちょうあ、原因究明にかかっていれば、原因は究明できたのではないかとの思いがある。とくに、那覇消防局は、首里城の防災指導に深くかかわってきた組織であり、この組織が原因究明を適切に行えるとは到底思えない。「コーどの溶融痕がショートか?火災か?」確定できなかっただけで、「原因不明」との結論にはならない。論理に飛躍がある。火災保険請求事件にたずさわった経験に基づくと「物的証拠」にこだわり過ぎると無理があり、むしろ首里の、監視カメラに火災状況が時系列で録画されているので、「状況証拠」を精査することにより真実に近い原因が浮かび上がると考えている。

170号では、「状況証拠」から首里城火災原因を探ってみる。------見直します2022.10.17::

と予告していたが、訴訟の進展を考慮し、「首里城は、なぜ、全焼したか?」とし、最終的に状況証拠、後付けコード類が短絡したことが監視カメラに記録されているが、いったい、何に燃え移ったのか?ちいさな短絡で柱や塗料あるいは防炎のマットは簡単に着火しないと考えられるので、熱重量測定結果を参考にして解析することにした。キイワードは、見学通路の変更、分電盤室、後付けコンセント・照明灯」とその操作にある。後付けコンセントがブレーカを介しないで配電され、照明灯をコードのスライドスイッチで消灯しえも、通電状であった、しかも後付けコンセント類は、年間200万人以上の見学者が通過するかもしれない高床通路に無造作にはみ出ていた、踏みつけられることは当然であり、予見されるにもかかわらず回避措置を講じなかった!!これは「過失」に該当し、いくらコード設置に違法性がなくても、運用上に「過失」が存在するとの解説である。

②’関連寄稿※関連寄稿;仮題;首里に火柱(Ⅱ)~首里城火災 住民訴訟の経緯および課題~;共同代表 石岡 裕 

 ①廃プラシリーズ⑤; 廃プラリサイクルと健康被害~アレニウス式から化学物質の発生読み解くⅣ~ 原案完成                                   

 化学反応においてアレニウス式は、反応の起こりやすさを活性化エネルギー、反応速度を温度と頻度因子(濃度)の関数として説明しているが、温度が10℃上昇すると反応速度は2倍になることが知られている。この経験式を容器包装廃プラに適用し、薄いことが化学物質を伴う劣化反応が起こりやすいことを理論的に考察した。さらに、アレニウス式の応用編として輪ゴムの延命化および食品の賞味期限の予測に用いられていることを紹介する。天然ゴム製の輪ゴムを冷蔵庫で冷却すると寿命は2倍以上に伸びることを解説した。さらに、食品の保存にもこの式が適用され、食品の賞味・消費期限は、アレニウス式により予測して設定されていることを紹介する。自然対数計s団が含まれるので、四苦八苦でしたが、「べき乗、累乗」計算ツールでなんとか解決!便利だ!!

関連寄稿】世界初の世界初の報告『廃プラ・リサイクル公害とのたたかいー大阪・寝屋川からの報告』(Ⅱ)
     ~仮処分結果と再生事業者イ社の操業開始に伴う悪臭と健康悪化の訴え~
               廃プラ処理による公害から健康と環境を守る会 長野晃

2022.9.20; 気になるニュース

①水から固体利用;「環境施設」169号2022.9.発行では、自然エネルギー発電普及の条件として、連携線による外部電源の確保及び揚水発電の必要性を述べたが、揚水発電は、問題がありすぎると思った。理由は、水は、比重が小さく、流動性があるので、保管時に堰堤や浸透防止などに課題がある。位置エネルギーを電気に変換するのであれば、比重の大きなコンリートブロック、砂、鉄などの固体を山に持ち上げるか、地下トンネルを掘削して上下させることで良いのでは?単に、積み重ねるだけで貯蔵できるし、比重が大きいので、効率がいいはず。調べたら実証試験が始まっていた!!

②砂電池; こにでもある砂を保管し、自然エネ発電の余剰電力で加熱して、これで温水を作り、街中で利用するシステムが実用化している。砂漠地帯にはピッタリ、もしかしたら、海水を蒸発して真水を作り、淡水で森林再生、あるいは乾固した塩りよう、あるいは海水中の貴金属や希少元素の回収ができるのでは??

NHK;雨の日でも発電できる「ヘロブスカイト太陽電池」が注目かも!!薄いので発展するかも?実用化が進むとノーベル賞ともいわれている!フイルム状で発電効率が15.1%達成、現在のシリコン電池と同じくらいの高率。ビルに貼るだけで発電できるので、主流になるとの読み。

 ※ヘロブスカイトは、170年以上前にロシアのウラル山脈で発見された立方体やダイヤモンドのような結晶構造を持つ鉱物です。ロシアの鉱物学者レフ・ペロフスキーにちなんで名付けられたペロブスカイトは、主に地球のマントルに多く存在し、時には地表近くの鉱床にも存在しています。 ペロブスカイトは一般的な化学物質から合成することができ、太陽電池のほか、発光ダイオード、触媒電極、燃料電池、ICチップ、レーザー、センサーなどの用途に使用することが可能です。ここ数十年の間に、いくつかの新しい太陽電池材料が登場していますが、既存の太陽電池の約95%に使用されている、シリコン主流の市場に大きな影響を与えることはありませんでした。しかし、ペロブスカイトは、実用化できれば安価で高効率の太陽電池を実現できることから、長い間研究者たちは関心を向けてきました。

首里城火災;原究明等に係る住民訴訟

 2019年10月末に発生した首里城全焼事件に関し、国からメンテナンスを受託していた沖縄県は、那覇消防局及び県の「首里城火災に係る再発防止検討委員会の結論は、「原因不明」として、だれの責任もとらず、再委託した「沖縄美ら島財団」に管理を委託し、寄付金を募集してひたすら復興にた。このような対応に納得できない住民が、令和3年11月に那覇地裁に提訴した「令和3年(行ウ)第15号 怠る事実の違法確認等(住民訴訟)請求事件」。
 証拠書類等に私がこれまで8回にわたって環境施設「首里城炎上シリーズ」の報文が提出されたと聞く。今後、住民訴訟にかかわりがありそうなので、推移を専用ページを作成して、紹介していきたい。なお、私が裁判に係る事例は、これで9件目であり、火災保険請求事件でかかわった事例を順次紹介していきたい。

⑤2022.9.7:

 「環境施設」169号(2022.9)が発刊されました。9月9日金曜日にPDF原稿を公開します。
 ①首里城火災シリーズ➉;謎だらけの発火原因に迫る!-管理者が変更した9ヵ月後に全焼! 火災発生は偶然か?
 ②石岡 裕;住民訴訟原告団 共同代表;首里の火柱(Ⅰ)-首里城火災 住民訴訟の現況報告
 ③シリーズ④;廃プラリサイクルと健康被害問題-廃プラの劣化に伴う化学物質の発生を読み解く(Ⅲ)-
 ④シリーズ⑫ 自然エネルギーで脱原発はできるか?(Ⅵ)~主力電源化に向けて①;広域連系送電網が切り札か!~
 ④2022.7現在以降;住民訴訟の進展状況等

 首里城火災のキーポイント;発火原因は、見当がついており、合理的な説明をするための資料を収集中Q!!

①首里城は国の所有。厳しい利用制限の下で管理・運営が行われてきた。なお、首里城公園は沖縄県の所有。2019.2.1に沖縄 県に管理運営が委託された機会に首里城の有効活用が検討された。9ケ月後の10月31日に全焼した。県管理の下では初めての首里城祭の開催、準備中のできごと!!
②権威管理後の変更内容は、正殿裏側の御内原エリアが開園し、見学通路が北東隅の分電盤室から裏庭に出るルートに変更された。合わせて室内はやや暗いので、足元を照らすLEDランプが二基設置され、その電源を分電盤の側底部に後付けコンセントを設置して数mの延長コードで受電した。なお、後付けコンセントは、ブレーカを通していなった!!
③LED照明灯は、スイッチをOFにしたが、コンセントは抜いていないので、印加状態であることから電気トラブルが疑われた。
④沖縄県に管理運営が委託された初めての首里城祭の開催及び準備作業中で、66名の作業員が夜間まで作業をしていた。なお、放火やたばこなどによる失火は否定されている。

首里城祭の準備作業中に火災が発生たことは、単なる偶然なのか非常に気になっている

 住民訴訟関係者数名でズーム会議を2時間弱行いました。訴訟の進め方を弁護士先生から報告があり、管理運営実務を行った沖縄美ら島財団の不手際を証明するいくつかの対応に焦点をあてて責任追及するとの方針とあった。これに対して私は、この方針で進めていく中で、やはり原因を進める必要がある事、とくに、財団に移行した後に見学通路の変更が行われ、出火元である分電盤室が見学通路に変更され、数十センチの高床通路と照明ランプ用の延長コードに焦点をあてていること、これだけの大火災で何が判れば物的根拠になるのか? コードがショートした程度で床や柱は燃えないこと、なにかこの二つを結びつけるヒントがあることを述べた。被告沖縄県は全く反論、意見も提出せず、こんな裁判があるのだろうか?いずれにしても9月11日に沖縄知事選があり、被告は県知事なのでしばし膠着しそう。被告がなにも出さずに敗訴なんて裁判はあり得ないだろうに!!

【2022.8】;発火原因を究明の糸口が!わかりました

 住民訴訟は、沖縄知事選が9月⑪日に実施されるので、それまで一切進みそうにない。なにしろ、被告は、沖縄県知事なので!!。しかし、発火原因は、粛々と進めています。先日、隣の一級建築士に発火元の分電盤室のユーチューブの写真をみていただき、発火の原因が読み解けました!!すこしづつ証拠を積み重ねています。2019年5月3日 首里所しろ新エリア散策 8分10秒で分電盤室様子が映っています。普通なら内部をさらりと撮影するところですが、なぜかLED照明灯が気になったのか、アップで撮影していました。この映像を解析すると発火に関するおおくのヒントがあります。那覇市消防局もいそがしいので、そこまで、時間をかけて検討しないでしょうが!!電気トラブルの理由は!!!

ユーチューブは、https://www.youtube.com/watch?v=KLC1woBLuvk

【2022.7.10.】;逐次、追記します!
  新たに入手した下記の公文書を引用しながら、環境施設 169号(2022.9)の寄稿を準備中です。
  ●首里城火災シリーズ➉;謎だらけの発火原因に迫る!~管理者が変更した9ケ月後に全焼!火災発生は偶然か?~

 那覇市情報公開条例に基づいて首里城火災に関する様々な資料を入手することができました。
とくに、那覇消防局の資料は、綿密な聞き取り調査、見分調査が行われているが、聞き取り個人名はマスキングされている。
内容から管理運営を委託されている沖縄美ら島財団の役職の方ではなく、本当は、当日の首里城祭に携わった作業員の実情が最も重要であると思う。
那覇市消防局;火災調査書2枚
火災原因判定書14枚
③実教見分調書(正殿・第1回から第17回)
④実教見分調書(イベント関係舞台;第1回)
⑤実教見分調書(イベント関係電源;第1回)
⑥実教見分調書(正殿電気配管;第1回
⑦実教見分調書(防犯カメラ映像;第1回)
消防設備等調書(第1回)
⑨防犯センサー設置状況等長所;第1回
➉実教見分調書(イベント関係電源;第1回)
鑑識及び燃焼実験結果
なお、沖縄県警の聞取り調査、現場確認及び科学捜査研究の調査、鑑定書は入手できず。結論のみ報道された。」

【2022.6.28】 ;新しい知見;びっくりしました!! 

「桐油が煙発生の源とは!木材よりも着火しにくい!」

 首里城のシンボル的な真っ赤は塗料は、漆と桐油と言われており、これが隅々まで塗装に使用されていたことから、素人、有識者も専門家も「燃えやすい桐油」が大量に使用されていたため、延焼拡大したとの見解がしばしば報道されていた。単に「油は燃えやすい」との思い込みで、科学的な根拠は明示されることなく、なんとなく納得していた。

 入手した資料に、首里城で使用されていた塗料と木材の熱重量測定(TG-DTA))データがあったので、解析を試みた。
 その結果は、我々の常識を覆すびっくりするようなものでした。つまり、桐油は天然高分子(樹脂)であり、熱硬化性樹脂(加熱しても溶けずに分解する性質があるが、硬化した桐油は、表面が硬く丈夫であり、加熱すると熱分解がはじまり、所定の温度で燃焼が起こる。熱分解温度は、木材よりも低く、燃焼温度が高いことがわかった。つまり、早い段階で熱分解、無炎燃焼による煙が発生するが、発生ガスの燃焼温度が高いので着火しない性質があった。
 つまり、桐油は、大量に発煙したが、火炎は、木材の熱分解で起こったと推測できる。首里城火災は、大量の可燃性ガス(煙)が発生し、まるで巨大ガスストーブの燃焼のごとく、いくら放水しても消火する事は出来なかったのである。炎に放水する前に可燃ガスの発生を止めることが消火の成否を握っていたのである。それぞれの熱分解温度と燃焼温度については、以下のとおりです。

 ○塗料(桐油,漆?);熱分解温度;150℃付近で始まり253℃から本格化、燃焼温度;449℃
 ○首里城の木材;熱分解温度200度付近からはじまり288度から本格化、燃焼温度は、409℃で塗料よりも40度低い。

【2022.6.1】 裁判でしか入手できない様々な資料が入手できた。①正殿1階の平面図、立面図 一式、②火災調査書及び火災原因判定書、③消防センターの実験報告等である。現場検証から回収物の成分分析等を実施したが、原因を判定できないとして「原因不明」、つまり、責任は問えないとの結論である。しかしながら、裁判では、「わからない」では済まないのであり、確認された諸現象を科学的、合理的に説明することが出来れば、そのメカニズムが限りなく真実に近いと判断されるのである。裁判の裁定に「灰色」や「分からない」との結論は無く、敗訴か、勝訴になのである。発火元は、正殿1階北東隅の分電盤室であることは確定しているが、発火がどのような過程で生じたかについては解明されていない。

2021.3に沖縄総合事務局から公開された①正殿1階内部カメラ,②正殿北側出口外部カメラ、③正殿正面;奉神門カメラ、④正殿裏側;ヨコホリデンの4台の監視カメラの映像が10分間に編集され、公開されているので、ご覧ください。

動画のURL( https://drive.google.com/file/d/1lrnMUjltp1xd0sPmWq43g13cfkSTxGiG/view

【2022.5.27】  環境施設 第168号 首里城火災シリーズ⑨;無炎燃焼で発生した煙の行方~火災センサーの遅れと正殿内・外への煙の流出の謎を解く!~と題した寄稿ゲラが校了した。まもなく正式に発刊の運びとなります。
 首里城正殿の表と裏で記録された監視カメラの映像、人感センサー・温度センサー(火災報知器)、ウナーに流出した黒い煙、その後、北壁を上昇する白煙、さらに、正殿正面で捉えられた小さな火炎、しだいに南側へ延焼する火災の様子を合理的に解説した。なお、「首里城火災に係る再発防止検討委員会」報告書では、ほとんど説明されていない。なによりも「無炎燃焼、燻り、燻燃焼」など、首里城が大火災に至った根本にほとんど触れていないのである。延焼拡大の前に、火災原因を確認された多くの事象を精査し、総合的な視点から原因を判定すべきであろう。
 これで煙の流れはほぼ解明できたので、次回は、なぜ発火に至ったかについて検討したい。すべて焼き尽くされており、証拠がないので悩ましい!

が、物的証拠はないとしても、状況証拠は多数確認されている。とくに、正殿内部1階、外部(北殿側、表側奉神門、裏側ヨコホリ)4台の監視カメラの10分間の映像(首里城火災動画;沖縄総合事務局)は貴重な実録である。最近、ネットから検索できないようなので、ここからアクセスできるように
工夫してみます。来週にでも!

【追記;首里城火災原因究明等に係る住民訴訟がはじまる】 2019年10月末に発生した首里城火災を巡り、正殿などが全焼したのは、県から指定管理者に選任された「美ら島財団」の責任として、県民9人が約1億4,700万円の損害賠償を財団に請求することを県側に勧告するよう求めた住民監査請求を行った。しかし、県監査委員会は、「県に損害が生じているとは言えない」として請求を却下した。これを受けて同じ趣旨で財団に損害賠償を請求するよう県に求める住民訴訟が、2021年11月に那覇地方裁判所に提訴された。原告側は、出火の原因や初期消火などの不備は沖縄美ら島財団責任があると指摘し、意見陳述では「原因も責任の所在も明確ではない現状では首里城を再建しても同じ過ちを繰り返す恐れがある」などと訴えている。      

住民訴訟の概要は下記の通りである。
〇令和3年(行ウ)第15号 怠る事実の違法確認等(住民訴訟)請求事件 
  原告;金城ミツ子 外7名
  原告ら訴訟代理人:徳永信一弁護士、葉狩陽子弁護士
  被告;沖縄県知事

〇訴訟の内容等は、徳永弁護士が解説していますのでご覧ください、
  https://www.youtube.com/watch?v=GaQdt9ufjbc

  字幕付【沖縄の声】首里城火災とその責任の所在 … – YouTube

 〇クラウドフアンデングによる訴訟支援のお願い
 寄付の受付は、下記のアドレスからアクセスしてください。    

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000088

【参考】引用されている寄稿論文の一覧(鍵谷)

①NPO環境カウンセラーズ京都HPの「首里城火災住民訴訟」をご覧ください。
     https://greenlynx2.sakura.ne.jp/

 ②環境計画センターHPの「首里城炎上」をご覧ください。
     https://greenlynx2.sakura.ne.jp/epc/

③首里城火災復旧・復興支援寄付金の受付終了
 2022(令和4)年3月31日をもって「首里城火災復旧・復興支援寄付金」の受け付けは終了した。寄付金の総額は約55.3億円で、本年11月から正殿の本体工事に着手し、2026(令和8)年に完成予定です。

②2022.4.27: 今後の予定などを追加していきます。 
第二回期日が6月21日に「開催される予定です。それまでに準備書面の作成が急務です。  
 なお、従来の裁判が異常に長かったこともあり、最近では、2年程度で結審(判決)するように、おおよそ2ケ月に一度程度、期日(裁判官、原告、被告弁護士など)が出席して準備書面を提出します。裁判官が提出書類の確認あるいは提出予定をお知らせしますが、その場での質疑は少なく、持ち帰って書面で質問などのやり取りが行われる。経験に基づくと!!

裁判所に提出した資料;首里城火災シリーズ①~⑨は下記の通りです。
 ⑨ 環境施設第168号(首里城炎上シリーズ⑨) ※初稿ゲラ校正中

 ⑧ 環境施設第166号(首里城炎上シリーズ⑧)
 ⑦ 環境施設第165号(首里城炎上シリーズ⑦)
 ⑥ 環境施設第164号(首里城炎上シリーズ⑥)
 ⑤ 環境施設第163号(首里城炎上シリーズ⑤)
 ④ 環境施設第162号(首里城炎上シリーズ④)
 ③ 環境施設第161号(首里城炎上シリーズ③)
 ② 環境施設第160号(首里城炎上シリーズ;②)
 ①環境施設第159号(首里城炎上シリーズ①)

①2022.4.20;首里城火災の原因究明等を求めた住民訴訟が、2021年11月に沖縄地裁民事第2部に提出された。令和3年【行ウ)第15号「怠る事実の違法確認等(住民訴訟)請求事件である。訴状では、私がこの2年間にわたって環境施設に寄稿してきた「首里城火災シリーズ」①~⑧が参考資料として添付されたとお聞きした。誰もが最も知りたかった「首里城火災原因」は、ほぼ確実視されていながら、断定できないとの理由で、「原因不明」と結論づけられている。那覇消防署をはじめ、再発防止検討委員会でも十分な原因究明が行われず、延焼拡大防止に重点を置いて報告書をまとめてりる。常識的には、「原因が不明であれば、適切な再発防止を講じることはできない」!!一方で、原因が不明であれば、責任の所在が明確でない。つまり、だれも責任を取ることなく、再建に向けて進展できる!

 私なりに、発火原因、煙の流れ、センサー作動の遅れなど、解析を試みた。しかも、30回以上の溶融痕の理由等の理由付けもできているので、協力することにした。なお、裁判では、絶対的な証拠が無くても、火災で起ったすべての事象を合理的に説明できる機序(メカニズム)が提示できれば、勝訴の可能性がある。裁判における裁定では、「わからない」や灰色の裁定は無く、勝訴か、敗訴のいずれかなのである。今後、訴訟における進展状況をお知らせします。

 

 

 

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